座ったままできる朝の体操

更新日

ひざや腰が気になる日、ふらつきが心配な日でも、椅子に座ったままなら体を動かせます。ここでは、座ってする朝の体操を安全に始めるための準備と、やさしい動きの例、続けるための考え方を紹介します。

座ったままの体操が向いているとき

  • 立ったまま体を動かすと、ふらつきが心配なとき
  • ひざや腰に負担をかけたくない日
  • 朝起きたばかりで、まだ体が思うように動かないとき
  • 雨や寒さで、外の体操の集まりに行けない日

「今日は立つのがつらいから休む」ではなく、「今日は座ってやる」と選べると、毎朝の習慣が途切れにくくなります。

始める前の準備

椅子を選ぶ

  • キャスター(車輪)のない、安定した椅子
  • 座ったときに足の裏全体が床につく高さのもの
  • できれば、立ち座りが楽になるひじかけ付きのもの

座り方

椅子にやや浅めに腰かけ、背すじを軽く伸ばします。両足は腰幅くらいに開き、足の裏を床にしっかりつけます。

まわりと体調の確認

腕を広げてもぶつからないよう、まわりに物を置かないようにします。寒い朝は部屋を少し暖め、夏は水分をとってから始めましょう。体調がすぐれない日は、無理をせずに休みます。

座ったままできる、やさしい動きの例

どれも、痛みのない範囲で、呼吸を止めずにゆっくり行います。回数は目安です。

  1. 深呼吸と腕の上げ下げ:鼻から息を吸いながら両腕をゆっくり上げ、口から吐きながら下ろします。3回ほど。
  2. 肩まわし:両肩をすくめるように上げてから、後ろに大きく回します。前後それぞれ5回ほど。
  3. 足首の曲げ伸ばし:かかとを床につけたまま、つま先を上げ下げします。10回ほど。
  4. かかとの上げ下げ:つま先を床につけたまま、かかとを上げ下げします。10回ほど。
  5. 上半身のひねり:背すじを伸ばしたまま、上半身を左右にゆっくりひねります。左右それぞれ3回ほど。

ラジオ体操第一・第二は立って行う動きが中心ですが、動画を見ながら座って体を動かしたい方には、座ったままでも参加できるように作られた「みんなの体操」があります。たいそうカードでは、この「みんなの体操」の動画もアプリの中で再生できます。

続けるための考え方

大切なのは、強く動かすことよりも、毎朝少しずつ続けることです。今日は5分、明日も5分。できた日にはカードにスタンプを押して、続いた日数を目で確かめましょう。座ってやった日も、立ってやった日も、同じ1日です。

ご家族が離れて暮らしている場合は、ひと月のカードを画像にして送ると、「今月もがんばっているね」という会話のきっかけになります。

ここで紹介した動きは一般的な例で、治療や効果を目的としたものではありません。持病のある方、体調に不安のある方は、始める前にかかりつけの医師にご相談ください。体操中に痛み、めまい、息苦しさを感じたら、すぐに中止してください。

ほかの読みもの